【笑いの教科書を作る】③日本の格言に学ぶメンタルと表現

笑いの教科書を作るシリーズ③です。

お笑いには共通の教科書がないので、他分野の勉強をお笑いに活かそうとしています。今回は格言です。

日本の古くからいろいろ格言があるので、それを紹介します。

 

・舞台の上では千両役者、舞台の下では大根役者と思え

これメンタリティで大事です。

練習中は、まだ練習が足りないと思ってどんどんやりましょう。

本番で舞台に上がったら、堂々としてましょう。ネタ飛ばしても「飛ばしてないですよ感」を出してやりきりましょう。

 

守破離

まずは型通りやる「守」、型を破る「破」、自分の型に移行していく「離」の3ステップ。

マチュアお笑い界だと、やる方も観る方もだいたいお笑いマニアなので、守をやってるうちはウケづらいように感じる。

ちなみに「守破離」は「就活のシーンではよく聞いたけど、社会人になってからは聞かない言葉」ランキングがあれば上位。(1位は「休日も充実」「風通しの良い職場です」とかだと思う)

 

・一声(いちこえ)、二振(にふり)、三姿(さんすがた)。

歌舞伎。一番大事なのは声の演技、2番目に大事なのは振付・動きの演技、見た目は3番目。

①録音して声の演技を確かめる②録画して音を消しながら動きを見て確かめる、みたいな練習で自分はやってる。

博多大吉さんは「面白い漫才師さんは音消しても面白いってわかる、って教わった」

https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzo_217906/